WOWOWエキサイトマッチ 6/27放送分

doradora05112005-06-28

6月のエキサイトマッチはビックカードが目白押し。とりを飾るのはこのカード。
<WBC世界スーパー・ライト級タイトルマッチ>
アルツロ・ガッティ VS フロイド・メイウェザー
hpから抜粋。

スター同士の激突
挑戦者がスピードで翻弄か
ファン待望のカードがいよいよ実現する。常に激しい試合を展開して人気を集めるガッティは、この2年ほどで洗練された技巧も身につけ、攻防に厚みが増した。ジャンルーカ・ブランコ、レナード・ドーリン、ジェシー・ジェームス・レイハといった強豪を危なげなく完封し、評価も急上昇した。バディ・マクガード・トレーナーのアドバイスで安定感のある組み立てができるようになったのが大きい。
しかし、今回ばかりは苦戦は必至だ。メイウェザーはスーパー・フェザー級、ライト級を制してからスーパー・ライト級に転向し、この試合で3階級制覇を目論んでいる。さらにウェルター級戦線までも視野に入れての挑戦である。体格、体力面で不安視する向きもあるが、ガッティもスーパー・フェザー級からの転向組ということを考えれば、それすらも大きなビハインドにはなるまい。
メイウェザーのスピードにガッティが対処できるのかどうか――勝負のポイントはその一点に絞られるといっても過言ではないだろう。ガッティがスタート直後から挑戦者の動きについて行けず後手に回るようだと、勝負が終盤まで伸びることはあるまい。ガッティがタイトルを守るためには、序盤でメイウェザーのリズムを崩すような決定的なチャンスをつくる必要があるだろう。

結果は6R TKOでプリティーボーイ、フロイド・メイウェザーの勝利。
私はガッティを応援してました。ファイトスタイルも好きだし。何しろメイウェザーの口激が嫌いだから。共同インタビューでもガッティに「インタビュー会場から出て行けぇ〜」って感じで喋り捲ってました。
両選手入場。一応、メイウェザーが挑戦者なので先に入場します。神輿に載ってました。笑ってます。この辺はプリティーボーイ。歯が白くてキレイです。ボクサーで歯が綺麗って珍しい。いかに打たれてないかの証拠。
逆にガッティはやや緊張気味。後で炎が上がってました。
マイケル・バッハァーのリングアナウンスも高らかに試合開始。
1Rは両者、様子見の感じ。だが、終了直前アクシデントが。メイウェザーがガッティの頭を抑えたのに対してレフリーが注意をするそぶりを見せましたが、そのままスルー。
一瞬気を抜いたガッティにメイウェザーのパンチがヒット。ダウン。明らかなレフリーのミス。
ガッティはこの時点でハンデを背負ってしまった。只でさえ強敵なのにこの2ポイント減はきつい。
2R以降はメイウェザーの凄さ、天才性ばかりが目立った展開。
ガッティ陣営はメイウェザー対策として右のガードを絶対に下げない作戦を取りました。
メイウェザーの左フック、左ジャブ対策。これは功を奏していたように見えました。
時々当たってましたが、多くがブロック出来ました。
問題はメイウェザーの右ストレート。早過ぎます。ガッティのジャブに合わせて打ってきます。
当然、ガッティのジャブの後に始動してます。それでも先に当たります。
ボクシングのジャブと言うのはあらゆる打撃系格闘技の中で尤もスピードがあると言われています。そのスピードより早い右ストレート。どうしようもないです。
ガッティは諦めないタイプのボクサーです。何度倒されても起き上がって相手に向かっていきます。そのファイトスタイルが人気です。
その諦めない男ガッティが、6R終了後ギブアップ。陣営の判断もあったと思うけど。本人も勝てないと判断したんでしょう。それ程この試合のメイウェザーは凄かった。
チューがハットンに敗れた試合が、2005年の年間最高試合と思っていたけど、1月も経たずにガッティ対メイウェザー戦に変更。
次はミゲール・コット対フロイド・メイウェザーかな?でも、コットじゃ勝てない。
試合後、メイウェザーが涙を流しながら喜んでいた。22歳の時にヘナロ・エルナンデスに勝利を収めた瞬間に見せた涙と同じだった。ボクシングに対して非常に真摯な人なのかもしれない。
相手がガッティだったらこのレベルのメイウェザーが見れたような気がする。やはりいい相手と戦わないと実力がアップしない。スローで見た訳じゃないが、ガッティのパンチ(クリーンヒット)はメイウェザーに1発も当たってないんじゃないかな?
画像はWOWOWエキサイトマッチのアシスタントアナウンサーの土肥ゆきよさん。メイウェザーの画像が見つからなかったので土肥ちゃん貼り付けてみました。アップしてみました。
84.0