No.11 豆ざむらい 動物電気 下北沢・駅前劇場

doradora05112006-02-27

★★★☆☆
http://www.doubutsu-denki.com/
暫く観ていなかったのですっかり忘れてました。こういう劇団だった・・・。
以下ネタバレ
かなりベタなネタが多いので慣れないと疲れる。それとやたらと脱ぐ人がいるので覚悟を決めて行かないと、ひく。
話は単純。ある古びた旅館。その旅館を潰して「男の遊園地」を作ろうと企むヤクザ紛いの男。
でも、この男は古びた旅館の女将に小学生の頃から惚れている。何とかして結婚したい。そのため、客や従業員に嫌がらせをするが、今一中途半端。そして古びた旅館には言い伝えがある。何か困った事があると「豆ざむらい」様が現われて解決してくれる。守り神のようなもの。豆のように小さいので双眼鏡を使わないと見えない。ドタバタ騒ぎの末、豆ざむらいが現われて解決。めでたしめでたし。
脚本は置いといて。役者のキャラが特異なので何とか最後まで観てしまう。それが分かっているから脚本的にはそれほど凝ってない。途中、小林健一(画像)ショー的な物になってしまう。慣れないとビックリする。なにせ、殆どアドリブ?でふんどし一丁にマントで舞台を駆け回る。挙句にふんどしも取ってしまい、客席に投げてしまう。最後列だったのでこちらまでは来なかったが、来たらマジで凹んだと思う。何故、金払って男の裸の尻を観なければ行けないんだろう?そう思う人は絶対に観に行かない方がいい。私は尻は観たくないが、こういう劇団だという事を忘れて観に行ってしまった。そうそう、2時間近い芝居でしたが、途中で空気入れ替えタイムがあります。全員立ち上がってお尻のコリもほぐす。その間にセット替え。
役者では相変わらず辻修が面白かった。動きが変だ。あとは森山夕子がチョッと可愛く見えた。でも、写真で見るとそうでもなかった。あの濃いメンツの中では普通の人がかなりよく見える。意外と若い女性客が多かった。そんなに小林健一の尻が見たいのか?