No.15 県庁の星

doradora05112006-04-01

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
http://kaikaku-movie.jp/
今日は映画の日。土曜日なので混んでいるかな?早く行き過ぎて暇を持て余す。
原作が面白かったので(http://d.hatena.ne.jp/doradora0511/20051203)楽しみ半分。でも、キャストが明らかに原作とは違うのであまり期待しないで見に行きました。
結論から言えば、原作の方が全然面白い。
以下ネタバレ
映画は、全体的にテンポが無く、メリハリがきいていない。原作もそれ程スピード感は無いが、ラストの達成感があった。映画でもそのエピソードは入っているが、野村の登場が不自然。
全体的に映画にした理由。映画にしたメリットが見られなかった。やはり原作のままの人物設定の方が面白い。お客は入らないだろうけど。原作は県庁エリート役人の野村の成長物語ではなく、パートの二宮の成長物語的な要素が大きい。映画ではあくまでも主役は野村(織田裕二)。それが今一の原因のような気がする。原作がいい、いいと一方的に言うのは好きじゃないが、この映画に関しては言ってもいい気がする。「県庁の星」ではなく、織田裕二物語にすればいいのに。因みに私は織田裕二さんは結構好きですよ。なにせ、同い年だし(それだけの理由)。