男のはてしない欲望が戦慄の恐怖を呼ぶ！男は旅の途中で都合のいい女と出会いほくそ笑んだ。それは地獄の入り口。「仕事をくれ。」のルーツはこれだ！（帯の文句）
「俺はただオーストラリアを旅したかっただけなんだ。アメリカでの二流新聞社の仕事にも嫌気がさしていたし。そこへ現われたのがあの娘だ。無防備な彼女と旅をしたら、誰だってちょっかいを出したくなるさ。でも引き際を誤った。まさかそれがあんな悪夢を呼ぶなんて！」欲望が恐怖へと誘うリアル・サスペンス。（裏表紙より）
兎に角、男として主人公のような目には絶対にあいたくない。それだけは確か。据え膳喰わぬは・・・。その前にチョッとは考えよう。町全体がミザリーなんだもの。怖い怖い。主人公が自分と同じ歳だったので余計に身にしみた。
