No.26 ダ・ヴィンチ・コード 日劇1 

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/
原作は読んでます。話題作です。でも、この作品に関して語ることはあまりないです。何故なら、初めの30分ぐらい寝ていたから。ストーリーが分かっているので混乱は無かったけど、見てない映画に関して何も言えない。しかも、映画の回にもラスト30分しか参加していないので他の人の感想も聞けず。一体、どんな評価をすればいいのか?
以下ネタバレ
ある意味見てないくても言える感想。あの女性の役は、オドレイ・トトゥじゃ無い方がよかった。それはオドレイ・トトゥの問題ではなく、キャスティングの問題。あの役は神秘的で神々しくて超美人じゃないと・・・。
オドレイ・トトゥも魅力的な女優ですが、どちらかと言うとさっき言ったタイプとは対極にある女優さんだと思うから。

あとのキャスティングはおおむねOK。他の役で強烈な印象を残している人がいて、どうしてもその役のイメージが浮かんで見てしまうが、これはダ・ヴィンチ・コードだけではなく、他の作品に出ても言える事なのでいいでしょう(例えば、イアン・マッケランガンダルフのイメージが強い。アルフレッド・モリナ。ドクター・オクトパスのイメージが強い。)
原作を読んで映画化の話を聞いた時に思いましたが、映画的にはこうするしかない。元々、上下2巻の大作を、2時間半に収めるには、謎解きよりサスペンス色を前面に出すしかない。そのため、主人公の学者の思考の過程が見えず、謎が唐突に解決され原作であった試行錯誤が殆ど無かった。原作を読まずに見た人は結構チンプンカンプンだったのではないだろうか?そんな人は、原作とともにこの本をお勧めします。
レンヌ=ル=シャトーの謎 イエスの血脈と聖杯伝説 マイケル・ベイジェント リチャード・リー&ヘンリー・リンカーン著 林和彦 訳 柏書房 定価\4,800-(税別)
私はまだ読んでませんが、映画の会の主催者によるとダ・ヴィンチ・コードのねた本だそうです。殆ど一緒だそうです。鏡リュウジ氏推薦って言うのが怪しいですが、興味のある方は是非。
因みにこの本側が「ダヴィンチコード」を訴えましたが、敗訴しました。
「盗作」との訴え退ける ダ・ヴィンチ・コード裁判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000252-kyodo-int