完読No.91 QED〜ventus〜御霊将門 高田 崇史 著 著 講談社ノベルス


裏表紙

暖かい春の日差しのなか出かけた桑原崇と奈々、沙織の棚旗姉妹のお花見は、いつしか日本三大怨霊として畏怖され続ける平将門の名所行脚へと一転。『神田明神』『将門首塚』からはじまり、茨城県そして成田山までを巡りながら、崇によって少しづつ解き明かされていく歴史の謎。『繋馬』の家紋が示唆する驚愕の真実とは!?

以下ネタバレ かなり重要なことに関してネタバレで書いてます。これから本を読む方は、これ以上読み進めないで下さい。
前から言っているように歴史薀蓄の部分は面白いです。将門公がまさか(シャレじゃないです)XXじゃないなんて!荒俣さんの立場は?そしてこれも前から言ってますが、現実に起こる事件はいらないんですよ。その声が届いたのか?とうとう、現実に起こる事件は無し。嬉しい。でも、次回作は絡んでくるらしい・・・・。いいですよ、絡めなくて。歴史薀蓄ミステリーでいいじゃない?
裏表紙にこんな告知が!
QED〜ventus〜御霊将門』刊行記念イベント!高田崇史氏と巡る、将門ツアーin東京。(尚、申し込みは10月31日必着です。もう締め切ってます。)う〜ん、チョッと行ってみたかった。