完読No.115 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話 宇江佐 真理 著 文春文庫


裏表紙

材木商伊勢屋忠兵衛からの度重なる申し出に心揺れる、深川芸者のお文。一方、本業の髪結いの傍ら同心の小者を務める伊三次は、頻発する幼女殺しに忙殺され、二人の心の隙間は広がってゆく・・・・。
別れ、裏切り、友の死、そして仇討ち。世の中の道理では割り切れない人の痛みを描く人気シリーズ、波瀾の第二弾。解説・中村橋之助

以下ネタバレ
この巻は辛い物語が多かった。幼馴染の死、お文との別れ、不破との別れ、伊三次にとって厄払いしたくなるような巻。どれが一番辛いかな?やっぱり幼馴染の死かな?お文も不破も仲直りすればいいしね。解説を読んで、これがドラマ化されていたのを知った。伊三次を中村橋之助。う〜ん、イメージが違う。お文は涼風真世、もっと違う。不破、村上弘明
。これが一番違う。でも、作品を見てないのでなんとも言えないか。ドラマとしては面白買ったんじゃないかと思う。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kamiyui/index.html