範馬刃牙

ついに、ピクルが膝をついた。チラノサウルスの尻尾攻撃にも屈しなかったタフガイが、膝をつく。既に克巳の真マッハ突きは恐竜のレベルを超えた。しかし、その代償は大きかった。拳が砕けてしまった。パンチ力のあるボクサーが拳を壊すのに似ている。しかし、克巳は歓喜の中にいる。拳が何だ!!!どうせ負けたら喰われてしまうんだ。そんな事は言ってませんが、強い敵に己の全てをぶつけらることに喜びを感じているんだろう。
意外、と言っては失礼だが、ピクルを倒してしまいそうだ。いやいや、作者の今までの克巳に対する冷遇を考えると、安心は出来ない。拳はおろか、足も肘も膝も、全てが壊れてしまうほどの、激しい攻撃をして、尚且つピクルは立っている。そして克巳はボロボロのまま絶命。やられていないのに絶命。弁慶の仁王立ちのようだ。ピクルはどうするか?ピクルは自分が殺した獲物しか食べない。克巳は勝手に死んだので、ほったらかしだ。肉は叩いたので柔らかそうだけど。次は義父か?