範馬刃牙

場面は、刃牙のトレーニングルームから始まる。
久しぶりの主役の登場だ。毎週読んでいても、時々彼が主人公だということを忘れがちである。
で、相変わらずの妄想トレーニング。数々の敵をこのトレーニングによって撃破してきた。なにせ、実際には闘えない、巨大カマキリともトレーニング済みだ。
当面の敵は、ピクル。しかし、刃牙の妄想力をもってしても、ピクルは想像が出来ない。想像が出来なければ、トレーニングにならない。しかし、刃牙はその状況に笑みさえ浮かべている。やはり、Mっ気全開だ。ピクルを想像できなくても、刃牙の行動を予想する事は簡単だ。
そんな時、入り口から三つ編みがたれてきた。おっ、主人公以上に出番が少ない、梢江か?
また、横槍か?それとも、アライJr.との婚約を告げに来たか?
そんな私の妄想もつかの間、降りてきたのは烈海王。どうでもいいけど、この人達って仲がいいよね。
お見舞いに行ったり、家を訪問したり。
そして、格闘技談義。刃牙にとっては、ピクル対策のヒントを得るためにうってつけの人だ。
しかし、烈の話もピクルの実力をとらえる力にならない。
ピクルとの闘いをセッティングしよう、と言う烈。いつの間にか、プロデューサーになっている。
それを拒絶する刃牙。やりたいときにやる。まるでピクルのようだ。
そして、そんな刃牙に勇次郎の姿を見た烈。
勝手にやっててくれ。
そんなツンデレ中に、あいつが動いた。
腹違いの兄、ジャック・ハンマーだ。
やっと見つけたぜ。そんな事をのたまうジャック。おいおい、この世の中にピクルがいれる場所なんて、ここ(地下格闘技場)しかないだろ?君以外は、みんな知っているよ。ジャックは仲間外れなのか?
なんか、嫌われるタイプだよな。