完読No.24 閃光 永瀬 隼介 著 角川文庫

裏表紙

玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた”三億円事件”との接点を見いだす。
その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。
昭和最大のミステリーに、緊密な文体と重層的なプロットで迫る!『19歳 一家四人惨殺犯の告白』で読者を震撼させた著者がものにした、警察小説の白眉。

最近、流行りの警察小説。
ミステリーとしてもサスペンスとしても合格点の水準。
もうひとひねり欲しかった気がする。
ラストがほのぼの過ぎる。
テレビの2時間ドラマみたいなところがある。