[芝居]No.25(2020)劇団晴天の「曇天短編集」vol.2@花丸学習会王子小劇場
https://g-sayten.jimdofree.com/next/
佐藤沙紀さんを観に行きました。
2話目に出演。
彼女のキャラクターを生かしつつ、あの状態になった人間の心情をリアルに演じていました。
そして、共演の永田涼香さんが凄く良かった。彼女の演技で佐藤沙紀さんも更に生かされていた。
1話目は、ストーリーが凄く好き。
そして近藤さん、声がデカい(笑)
脚本・演出 大石晟雄
1.『風船割り放題』
櫻井竜彦(梅棒)、荒木広輔(劇団晴天)、近藤陽子(劇団AUN/劇団晴天)
「秘密を増やすからさみしくなるんだよ」
別れ話の最中もぼよんぼよん揺れる風船を膨らます浮気相手に、
もっともっとって笑ってただろう彼女を想像している。
どちらか片方は残ってほしいらしい。俺は風船が好きだ、彼女も風船が好きだ。でも俺は風船を膨らませたことがない。
2.『あなたが窓際にいると私には背中がみえる』
永田涼香、佐藤沙紀(劇団晴天)
「みんな病んでるみたいに見えませんか、私の周りだけですか」
自分が疲れるくらいなら、人を殴ることもできた気がする。
でも、ふたりは向かい合うよりも同じ方向を向いているほうが落ち着くのだ。
3.『晴れたよって言われても』
函波窓(ヒノカサの虜)、白石花子、鈴木彩乃、角田悠(以上、劇団晴天)
「お前の悲しみごともらってやるよ」
人が死んだら悲しいなんて、文字ではじゅうじゅうわかってる、
お焚き上げ会で遺書が出てきて、どうにかして燃やしたい。
ラブミーテンダー 夕暮れはトリンドル ジョントラボルタになりたい あの人が死んだ日を何にもない日にしよう。
一人芝居『換気扇の音量なのかよ』
つかてつお(東京ジャンクZ)
ノイズがすごいんだ、これが換気扇の音量なのかよ。