ハゲタカは舞い降りた ドナ・アンドリューズ ハヤカワ・ミステリ文庫

鍛冶職人メグ・ラングスローシリーズ。所謂、素人探偵物。この作品の魅力は主人公を取り巻く様々なおかしい人々と主人公との人間関係だろう。よくこれだけ色々な人を創造できるもんだ。しかも、その人々から様々な妨害を受けながら事件を解決する主人公。
この作品で私のつぼを刺激したのはセラピストが作った「ポジティブベア」。
おなかを押すたび、人間のお友達にポジティブで積極的な宣言をする。
前後の文章を書かないと分からないが、絶妙のタイミングでむかつく事を言う。
実際にそばにあったら足で踏みつけるだろう。