WOWOWエキサイトマッチ 10/2放送分

マルケス兄弟特集。同じ日に兄と弟一緒にタイトルマッチを組めるのは凄い。
試合は弟→兄の順。
・IBF世界バンタム級タチトルマッチ(2006年8月5日、米国・ネバダ州)
IBF世界バンタム級王者
ラファエル・マルケス(弟)

IBF世界バンタム級1位
サイレンス・マブサ
前の試合ではマブサの負傷判定負け。前回の借りを返せるか?試合は1Rから激しかった。ラファエルの異様に長いリーチを生かした右ストレートがマブサに決まる。ダウン。しかし、3,4,5はマブサが出入りの早い切れのあるボクシングでラファエルのパンチを受けずに攻撃する。しかし、徐々にラファエルのパンチが決まりだし、9R終了TKO。ラファエルはきれいな顔のまま、マブサは悲惨な顔。ラファエルはこれで7度目の防衛。体重苦があるのでS・バンタムへ上げるようです。上の階級でもあのパンチ力は効くでしょう。しかし、リーチが長いな。身長163cmでリーチが183cmって一種の変態ですね。WBC王者のイスラエル・バスケスあたりと試合を組んだら面白そう。
・WBO世界フェザー級暫定王者決定戦
WBAIBF世界フェザー級王者 WBO世界フェザー級2位、WBA4位、IBF3位
ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)(兄)
32歳(1973年8月23日生)身長170cm、リーチ173cm48戦44勝33KO3敗1分

WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者 WBO世界フェザー級1位

ターサク・プーンインシージム(タイ)
25歳(1981年6月17日生)身長168cm25戦24勝15KO1敗

hpからの引用

スコット・ハリソン(英)のブランクによる暫定王座の決定戦。肩書上はターサクが1位、マルケスが2位だが、主役が元WBA&IBF2団体の王者マルケスであることに誰も異存はなかろう。
マルケスは昨年、IBFの指名試合を拒否したためにタイトルを剥奪され、追ってWBAからも「スーパー・チャンピオン」の称号を外されるという不運に遭った。今年3月、クリス・ジョンの持つWBAタイトルに挑戦したものの判定負けを喫しており、これが再起戦でもある。33歳間近の試合ということもあり、体力、気力の衰えも懸念されるが、この試合で現在のポジションが明らかになるはずだ。
対するターサクはデビューからわずか3年のキャリアで25戦24勝(15KO)1敗の戦績を残している25歳の俊英。1年前にはホアン・グスマンに判定負けを喫しているが、それが過去唯一の敗北だ。「ピットブル」(闘犬)の異名を持つサウスポーのボクサーファイター型で、ボディブローを多用する攻撃型だ。
マルケスが全盛時の力をキープしていれば、そう苦労することもなくタイトルを再び手中にすることができそうだ。「ディナミタ」(ダイナマイト)と呼ばれる強打が中盤あたりに火を噴くはずだ。しかし、試合勘や判断に衰えが見えるようだと混戦になる可能性もある。
弟ラファエルとの兄弟同時チャンピオン復活のためにも、そして自分自身のキャリア継続のためにも、マルケスにとっては重要な一戦となる。

これも1Rで大きく動いた。ファン・マヌエルがターサクからダウンを奪う。しかし、ここからのターサクの頑張りは凄かった。途中のラウンドはターサクにポイントが与えられていたと思う。しかし、ファン・マヌエルは一枚上手だった。ガードの固いターサクのガードの間を縫って左右のアッパーが決まりだす。ぐらついた隙を突いて強烈な連打。7RTKO勝ち。強打で似たような展開でした。相手も強かったので試合自体が面白かった。また、兄弟特集やってくれないかな。
試合とは関係ないけど、この2試合は屋外の試合でした。山奥の試合会場でした。山の天気は崩れやすい。遠くで雷が鳴ってました。ゴロゴロゴロ。他人事ながら気になった。ボクシングは時間が決まっているからKOでもしない限り試合は早く終わらない。偶然、二人ともKO勝ち。
これまた試合とは関係ないけど、対人ボクサーっていい体しているよね。日本人と比べると筋肉がしっかりついている感じがする。ターサクも筋骨隆々。この試合で2006年4試合目。タフなのはあの体のせい?