No.43 手紙 東商ホール 試写会  

http://www.tegami-movie.jp/
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
試写会に当たったので見に行きました。沢尻エリカのファンで東野圭吾も好きな友達と行きました。その前に見ている友人から「泣いた」と聞いていたので泣きモードでした。
結論を言うと少しは泣きましたが、それ程心には響かなかった。友達は沢尻エリカの下手な大阪弁玉山鉄二が駄目なので、全く泣けなかったと言ってました。
以下ネタバレ
泣いた友人の泣きのポイント。
1.社長のシーン
2.沢尻エリカとのシーン
3.遺族とのシーン
4.玉鉄の拝んでいる姿。そして号泣。
私も泣くならここだろうと思いました。実際には4で泣きました。泣いたくせに心に響かなかったと書くなって。何だろう・・・・。演出せいかもしれないけど、演技が唐突に思えた。シーンとシーンでぶつ切り感じた。演技の上手さを感じられなかった。上手く書けないな。私が見た回では周りに泣いている人はいなかった。斜め前に座っていた子供は暇そうにのびをしていた(小学生には無理でしょう)。だからと言って面白くないかと言うとそうでもない。それは原作がしっかりしているからでしょう。文庫になっているから買って読みたい。
ストーリーには全然関係ないのだが、沢尻エリカを断って、吹石一恵はOKなのは何故?映画を見る前は吹石一恵の方がいいと思っていたが、沢尻エリカは、かなり可愛い。すっかりファンになりました。役柄は一途な性格なんですが、
実際はそんな感じに見えないのがいい。演技でそう見えさせているのを評価。
あと、漫才が面白く無さ過ぎ。あれでは笑えない。例えば「噂の男」の様に漫才のシーンは本職(「噂の男」の場合は中川家が書いた)に書かせた方がいいと思った。まさか原作もああなのか?
もう一つ、山田君の胸毛を見ると我に帰ってしまう。胸毛と不幸は両立しない(嘘)
悪いことばかり書いたけど、見ても損はないと思う。予備知識が無くても困らないし。恐らく、泣く人の方が普通の感覚でしょう。