★★★★☆
王子小劇場佐藤佐吉演劇祭参加作品
以下ネタバレ
ブラジルの芝居は初観劇。えんげきのページで評判が良かった（観客動員のわりにレビューの数が多い）ので、観に行きました。
中々面白かったです。結論をああいう風にしなくてもよいのかな？と思いつつ、あれでいいのだ、という思いもあり。スピード感と桑原裕子（KAKUTA）さんの何とも言えない好みな感じと重美百合（クロムモリブデン）のビックリするほどの可愛さと主人公役の辰巳智秋さん、幾らなんでも太りすぎだろ等。感想ごちゃ混ぜ。
一見ただのドタバタ劇ながら、話が進むうちに登場人物それぞれが抱える問題が浮き彫りになり、問題の重さ軽さは別にして、結果的に登場人物全員に等しくバックボーンを持たせ、生き死にの問題を殊更大げさに取り上げずに、しかし、ジンワリと心に染みさせている。演技的にもごくごく自然な演技で登場人物のリアリティを表現していた。
個人的に好みの女優さんが出ていたのでそれだけで☆３つです。桑原裕子さんは前から好きだったのですが、中々出演舞台を観る事ができず、久しぶりでした。重大な出来事の責任のありかを何処に持って行っていいのか分からず、苦悩しつつ、おかしな行動を取ってしまう女性を好演。重美百合さんは、演技はさて置き、めちゃくちゃ可愛いです。現在の小劇場演劇界で最強のアイドル女優、らしい。可愛い女性が好きな人にはお勧め。
こちらブログ→http://blog.livedoor.jp/crome_jpn/ しかし、このブログの写真は酷いなぁ〜。可愛いってだけで、出たくないのかな？
