完読No.7 六月六日生まれの天使 愛川 晶 著 文春文庫

裏表紙

ふと目覚めると、私は記憶を失ていた。同じベットには、ゴムの仮面を被った全裸の男が眠っている・・・・。ここはどこ?
この男は誰?扉を開けると、意外にも外は雪。
そして初老のサンタクロースが、私に手招をしている!
記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃!
傑作ミステリー長篇。解説・大矢博子

面白い事は面白いんですが、最近、この手の話が苦手になっている。
主人公(準主役も含めて)があまりにも不幸な状態というのは、読んでいて辛くなる。
別に、そうしなければ、こういったミステリーを書けないなら仕方が無い。
でも、そうでもないだろう。
イデアはいいんだから、もっと別の話を書いて欲しい。