完読No.16 横道世之介 吉田 修一 著

非常に評価の高い作品です。
確かに、うなずける部分はあります。
でも、私はピンときませんでした。
少なくともこれを読んで積極的に他人に読ませたい欲求はありませんでした。
時代的にはほぼ同世代。
大学も同じぐらいのレベルだし。
「共感」というものが、殆ど無い。
なぜ?
著者の描写力が原因ではないと思う。
内容も難しくないから、理解力の欠如でもないと思う。
何でしょうね?
恐らく、この本で言いたい事、表現したい事を、私は求めていないからだろうと推測されます。