★★★☆☆
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初見です。前から気になっていた劇団でしたが、中々観る機会が無かった。感想？
隣の人からなんか変な臭いがするし、後のデブは幕が上がった瞬間からいびきをかいているし。観る環境としては相当に悪かった。前半は割と笑っていた。後半は？な感じ。
以下ネタバレ
舞台はとある旅館。１階と２階で舞台が上下に分かれている。エレベータもきちんと動く。リアルな舞台装置。その旅館を舞台にした芝居。その旅館のお得意様。国会議員。その国会議員の息子がその町の商工会議所のお偉方の娘と結婚。明日は結婚式。ご機嫌な議員。不機嫌な息子。もろに政略結婚。しかも息子は養子。かつて愛し合った女性がいたが、議員に別れさせられる。まだ、思いつづけている。そして当の女性はその旅館の中居として働いていた。その中居に思いを寄せる板前。事情知って何とか二人を一緒にさせてあげたい女将。女将の旦那と議員にばれないように画策するが、動けば動くほど、話せば話すほど事態は悪化。嘘が嘘を呼び収拾がつかない。一見、三谷幸喜の芝居の様。更に旦那が接待に使ったキャバクラの女性がお世辞を真に受けて旅館に泊まりに来て・・・・。そしてその女性は幼い頃に別れた議員の子供。かなりグチャグチャに。そして、もう、どうしようもない時にアラーム。エヴァンゲリオンの音楽。スクリーンに映像が映し出され、行き違いを行き違いのまま演じる。何とかエンド。ハッピーだかどうかは分からない。
初見なので分からないが、毎回こういう設定なんだろうか？それともたまたま？それにしてもドッカン、ドッカン、受けてました。かなり置いていかれた感じ。観客と舞台がシンクロするとより面白くなると思った。今回だけでは何とも言えないので、もう一度観てみよう。評価はそれから。
追記：他の方のブログなどを読むと根本的に理解していなかった事が判明した。残念だ。このお芝居が面白い。面白くない、など言う前に自分の理解力を上げねばならない。
