No.27 インサイド・マン 試写会 よみうりホール

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
http://www.insideman.jp/index.php
宣伝を見た時から楽しみにしていた映画。試写会のチケットが手に入ったので友達と見に行きました。18時半開演。18時24分「今電車の中です。もう直ぐ着きます」。少々焦る。18時31分。友達到着。挨拶もせず、手招きしてダッシュ。席は確保してましたが、鳥目なのでどこだか分からずパニック。手探り状態でようやく探し当てました。運がいいことに宣伝が長かったので本編が始まる前に落ち着く事が出来ました。まったく。そんな状態なのに映画の中盤で友達は寝てました。挙句に終了後「自分でお金払っては見ない」。寝てただろ!!そんな愚痴はさて置き。
映画の話。

yahooの解説: 銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦を描いたサスペンス。監督は『25時』のスパイク・リーが務め、監督とは『マルコムX』以来2度目のタッグを組んだデンゼル・ワシントンが主人公の捜査官にふんする。銀行強盗をクライブ・オーウェン、交渉人をジョディ・フォスターが演じ、ハリウッドを代表する演技派たち豪華キャストの手に汗握る演技合戦が見どころ。
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出演者に関して。クライブ・オーウェンはこの役に合ってました。「キング・アーサー」より数段良かった。

デンゼル君(デンゼル・ワシントン)は役柄上仕方が無いのか、チョッと軽かった。もう少し重い方が彼の持ち味が生かされると思った。スーツ姿がかっこよかった。

ジョディ・フォスター。役にはピッタリでしたが、出演時間が少なかったので残念。もっと見たかった。

以下ネタバレ
私は「誰がインサイド・マンなんだろう?」と言う視点で見てました。それが良かったのか悪かったのかは言えませんが、最後には納得できました。推理小説風に言うと「材料は全て揃った、さぁ犯人は?」読者への挑戦的な雰囲気を持っていた。チョッとピントがずれているかもしれない。本編にかなりヒントがあるにもかかわらず、分からなかったのが悔しい。1点マイナスがあるとすればテンポ。少しゆっくり。これは犯人が「○○○○○」が目的だったために仕方ないけど。ところどころで本編とは関係なく笑えるシーンが多く、それが適度に緊張緩和をもたらし楽しめた。クイズのシーンや別れた性悪奥さんのシーン、少年とゲームのことで話すシーン等。これは監督の茶目っ気でしょう。
全体的によく計算された映画です。感動とか深い思いとかは無いけど、楽しめた。オープニングとエンディングの音楽は不思議な感じの音楽で印象的でした。