範馬刃牙

今週号は、別意味で強烈でした。正に強烈。
中国4000年、その中で育まれた中国拳法。現代において、その最高峰と言われる拳士、烈海王
太古から来た野生児、ピクル。その二人の対決。ワクワクするでしょ?
闘いが始まった。先ずは力と力の対決。これは、ピクルが有利、って言うか圧倒。
技を使わせてもらう。烈がシューズを脱いだ。「グローブを外した」。何故か博士が説明してくれる。親切な漫画だ。場面場面で説明君がいる。
蹴り技が中心になるが、ピクルは何処吹く風。そして、噛み付いて烈の肉を喰らう。
涙を流しながら喰うなっ!!おいおい、その原因はお前だろ。全国1000万人の女子高生刃牙ファンが一斉に突っ込む。
全ての技が跳ね返された後、烈は海王の名を捨てた、親に貰った名前に戻る。
そして、そして、そして、衝撃の瞬間がやってきた。次の烈の行動はっ。「ブンブンパンチ」。既にはてなには登録済みだと思うが、一応私なりの解説を。諸説はあるが、最初にこの技を始めたのは、ロボコンだと言われている。所謂、ロボコンパンチの事だ。それ以来、漫画等では見かける。子供が、悔し紛れに起こす行動だ。両手をブンブン振り回し、敵へ向かってひたすら突っ込む行動だ。現実の世界では、恥ずかしすぎて子供でもやらない。そんな技を烈が、海王が、するなんて。立ち読みしながら、そっと目許をぬぐったのは、私だけではないはず。来週はどうなるだろうか?今までのパターンだと勇次郎が出てきて烈をぶん殴り、行動不能にするだろうと思われる。一応、勇次郎がいるのかいないのかはっきりしていない。それより、ピクルが興味を無くし命が助かるという事も考えねばならない。中国拳法の達人は何でもする事は、もう証明済みだ。いざとなれば死んだ振りさえする。烈のブンブンパンチは、逆説的な攻撃だ。兎に角、最近の刃牙は、何が起こってもおかしくないので目を離せない。
さて、次に、烈の次の対戦相手を予想してみたい。単純に考えると、ここはやはり渋川老の出番であろう。力で叶わないなら、技だ。柔(やわら)だ。しかし、ピクルは一度、柔らを体験済みだ。それから何日か過ぎている。頭の中でシュミレーションは終わっている。既に自分でも習得しているかもしれない。更に、渋川老には、噛まれ癖もある。ジャックにアキレス腱を噛み千切られ、おかあ〜ちゃ〜んと呟いたシーンを覚えているファンの方も多いはず。そして、いざとなったら、目の前に羅生門(私が命名)が出たことにして、会場に入らなければいい。そうすると誰だろう?板垣さんも忙しいので、いきなり勇次郎と闘う事も考えられる。そして闘う寸前に刃牙を登場させる。「誰に断って闘っているんだ」。日頃は無関心なくせに、勇次郎が他人と闘おうとすると焼もちを焼く。捻くれた父への愛である。しかし、刃牙ではピクルを倒せないであろう。ん?でも、刃牙には得意技がある。妄想力だ。巨大な蟷螂と闘うこともできる男だ。既にピクルとも妄想の中で闘っている筈だ。彼の弱点は何なのだ?やはり、急所であろう。独歩ちゃんあたりだと、戦闘中は○玉を体内に隠す事などたやすい。しかし、ピクルにはそれは無理だろう。でかそうだし。刃牙の狙いはそこだったか(誰も言ってねぇよそんな事)。
本当は、もうそろそろジャック君に闘わせてあげたいのだが、彼には放置プレーを味わっていただきたいので、最終話までそのままでいていただこう。
ジャック「ナンノタメニホネヲキッテデカクナッタンダ。アソコダッテ、キッテデカクシタンダゾ。タイカク、ナニノオオキサデピクルニヒケヲトラナイゲンダイジンハ、オレダケダ。」
勇次郎「ふっ、あそこのでかさは俺のが上だ。母親に聞いてみろ。」
ダメだ、最後にエロに走ってしまった。これだけ長いと最後まで読まないだろう。読まないで。