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完読No.37 つくもがみ貸します 畠中 恵 角川文庫

裏表紙 お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟2人で切り盛りする小さな店「出雲屋」。 鍋、釜、布団と何でも貸し出す店ですが、よそにはない奇妙な品も混じっているよう。 それらは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。 気位高く、いたず…

完読No.36 カラフル 森 絵都 文春文庫

裏表紙 生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。 だが、天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。 真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点…

完読No.35 賢者はベンチで思索する 文春文庫

裏表紙 ファミレスでバイトしているフリーターの久里子。 常連にはいつも同じ窓際の席で何時間も粘る国枝という名の老人がいた。 近所で毒入りの犬のえさがまかれる事件が連続して起こり、久里子の愛犬アンも誤ってその餌を食べてしまう。 犯人は一体誰なの…

完読No.35 幸せ上手 渡辺 淳一 講談社

内容紹介 - いま いちばんほしいもの「生きていく力」が湧いてきます この本は、あなたの人生の転機となる 目次 - 第1章 幸せとは「卑近なかたち」 第2章 身体の中は幸せだらけ 第3章 自律神経を学ぼう 第4章 デメリットのなかのメリット 第5章 既成概念から…

完読No.34 グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人 森下 香枝 朝日文庫

裏表紙 前代未聞の劇場型犯罪、グリコ・森永事件を首謀した「かい人21面相」とは誰なのか。 著者のもとに届いた1通の手紙から浮上した犯人像は、5億4千万円を奪って時効まで逃げ切った「史上最大の銀行強盗」と同一人物だった。昭和最大の謎に迫るノン…

完読No.33 刑事の墓場 首藤 瓜於 講談社文庫

裏表紙 警察組織からの落後者たちを飼い殺しにしていると噂される動坂署。思いがけない転任に不貞腐れて署内で寝泊まりする雨森は、たまたま聴取した些細な傷害事件の被害者である女子大生の部屋を訪ねて死体を発見する。 開署以来初めて捜査本部を置かれた…

完読No.32 ハードボイルド・エッグ 萩原 浩 双葉文庫

裏表紙 フィリップ・マーロウに憧れ、マーロウのようにいつも他人より損をする道を選ぶことに決めた「私」と、ダイナマイト・ボディ(?)の秘書が巻き込まれた殺人事件。 タフさと優しさを秘めたハードボイルド小説の傑作。 【読むときの注意】1・笑いじわ…

完読No.31 今宵、バーで謎解きを 鯨 統一郎 著 カッパ・ノベルス

裏表紙

完読No.30 スタンドバイミー 東京バンドワゴン 小路 幸也 集英社文庫

第三弾。 http://www.shueisha.co.jp/bandwagon/

完読No.29 石の扉 フリーメーソンで読み解く世界 加治 将一 新潮文庫

裏表紙 坂本龍馬の背後にはある秘密結社があった−。 一介の脱藩浪人の事績としてはあまりにも不自然な、船中八策、薩長同盟、大政奉還。 ある英国人との関わりから維新史を解き明かし、またピラミッド、十字軍、米国建国等々の謎もこの結社の暗躍を軸に読み…

完読No.28 東京バンドワゴン 小路 幸也 集英社文庫

裏表紙 東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しい8人の大家族。 60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。 さらにご近所の日本人好きイギリス人、何かワケ…

完読No.27 Story Seller2 新潮社ストーリーセラー編集部 新潮文庫

裏表紙 お待たせしました!!大好評アンソロジー第2弾をお届けします。日本作家界のドリームチームが再び競演。 今回もオール読み切りで、読み応え満点。どこから読み始めても、他では経験できない読書体験が味わえます。 物語大好きなあなたも、これから読…

完読No.26 Story Seller 新潮社ストーリーセラー編集部 新潮文庫

裏表紙 これぞ「物語」のドリームチーム。日本のエンターテインメント界を代表する7人が、読み切りで小説を競演! 短編並の長さで読み応えは長編並、という作品がズラリを並びました。 まさに永久保存版アンソロジー。 どこから読んでも、極上の読書体験が…

完読No.25 温かな手 石持 浅海 著 創元推理文庫

裏表紙 大学の研究室に勤める畑寛子が一緒に暮らすギンちゃんは名探偵。 サラリーマンの北西匠の同居人で、美少女のムーちゃんも名探偵。 一見イケメン&美少女の兄妹だが、実は人間の生命エネルギーを糧にする謎の生命体。 特に宿主である、寛子や匠の清ら…

完読No.24 閃光 永瀬 隼介 著 角川文庫

裏表紙 玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた”三億円事件”との接点を見いだす。 その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわか…

完読No.23 膠着 今野 敏 著 中央公論新社

裏表紙 創業以来の危機を迎えた老舗の糊メーカー「スナマチ」。 起死回生をかけて新商品の開発に力を注ぐが、なんと完成したのは「くっつかない糊」だった! 新入社員の啓太とベテラン営業マンの本庄は、商品化するべく日夜、頭を悩ませるが・・・・。 今野…

完読No.22 わしらは怪しい雑魚釣り隊-サバダバ サバダバ篇- 椎名 誠 著 新潮文庫

裏表紙 「やっぱりわしらはバカだと思う」。椎名隊長自らつぶやく、あの「雑魚釣り隊」が帰ってきた! 大モノ釣りのメッカ、八丈島で最小釣果(赤ちゃんアジ一匹)を記録、したたかなカワハギには餌だけ取られ・・・・・。 しかし、相模湾でカツオの大量大回…

完読No.21 ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 水木 悦子、赤塚 りえ子、手塚 るみ子 著 文芸春秋

日本を代表する漫画家の娘たちの鼎談。 偉大な父を持つ娘。 偉大な父だけど、娘にとっては父親。 でも、チョッと違う。 そして、我々が知っている彼らとはちょっと違う一面。 親子関係に、偉大もなんにも無い(ゲゲゲ調)。 それにしても、語呂合わせとはい…

完読No.20 猫の森の猫たち 南里 秀子 著 幻冬舎文庫

裏表紙 大切な家族を失った猫たちに、私はなにができるだろう?そんなキャットシッターの思いから生まれた飼い主亡き後の猫を引き受ける施設、猫の森。 余命1カ月の飼い主から預けられたネネとミン、主亡き家に一匹残り暮らしていたチロ・・・・。 さまざま…

完読No.19 ノストラダムス封印された予言詩(下)M・レディング 著 新潮文庫

裏表紙 ノストラダムスの失われた四行詩を追い求めるアメリカ人作家サビアは、ジプシーに伝わる暗号めいた四行詩の存在、”黒い処女像”の謎、元外人部隊の凄腕の追跡者−。 フランス・パリからサモワ地方へ、そしてスペインへと続く探索行の果てに、サビアの前…

完読No.18 ノストラダムス封印された予言詩(上)M・レディング 著 新潮文庫

裏表紙 フランス王家を心酔させた大預言者ノストラダムス。世界滅亡をも予言したともいわれる彼が遺した四行詩は10世紀分、1000篇。だが、現存しているのは942篇−残りの58編はどこに? ときは現代。ふたりの男が同時に四行詩の手がかりを得たことで熾烈な競…

完読No.17 偽書「東日流外三郡誌」 斉藤 光政 著 新人物文庫

裏表紙 「謎の古文書」の、とんでもない正体 青森県津軽地方の農家の天井裏から”発見”された、膨大な数の古文書。正史に記されていない驚愕の「失われた古代・中世史」の出現に、人々は熱狂した。しかし、一件の民事訴訟をきっかけに、文書の真贋をめぐって…

完読No.16 横道世之介 吉田 修一 著

非常に評価の高い作品です。 確かに、うなずける部分はあります。 でも、私はピンときませんでした。 少なくともこれを読んで積極的に他人に読ませたい欲求はありませんでした。 時代的にはほぼ同世代。 大学も同じぐらいのレベルだし。 「共感」というもの…

完読No.15 まんまこと 畠中 恵 著 文春文庫

裏表紙 江戸は神田、玄関で揉めごとの裁定をする町名主の跡取りに生まれた麻之助。このお気楽ものが、町の難問奇問に立ち向かう。ある日、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と言ってきた。嫁入り前の娘に出来た子供の父親にされそうだという。…

完読No.14 左腕の誇り 江夏豊自伝 波多野 勝 構成 新潮文庫

裏表紙 「江夏の21球」「オールスター9連続奪三振」「年間401奪三振」。 球史に輝く数々の伝説と記録を打ちたて、引退してなお人々に鮮烈な印象を残す、 天才左腕・江夏豊。 関西に生まれたガキ大将は、いかにして20世紀最高の投手に成り得たのか。 …

完読No.13 警視の孤独 デボラ・クロンビー 著 講談社文庫

裏表紙 ヴィクトリア朝の歴史ある館が火事になった。 持ち主は、地域の再開発に反対していた大物政治家。 焼け跡からは女性の遺体が見つかる。 警視・キンケイドと警部補・ジェマをあざ笑うかのように、犯人は第二、第三の放火を企て、行方不明者は10歳の少…

完読No.12 信長の棺 下 加藤 廣 著 文春文庫

裏表紙 なぜ信長の遺骸はいつまでたっても見つからないのか。 光秀はなぜ戦勝祈願の連歌を詠んだのか。秀吉の「中国大返し」はなぜ可能だったのか。 丹波を訪れた太田牛一は、謎の美女、多志に導かれ阿弥陀寺、本能寺、丹波を結ぶ”闇物語”のとば口へと足を踏…

完読No.11 信長の棺 上 加藤 廣 著 文春文庫

裏表紙 「惟任(光秀)ご謀反」-。 安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。 10か月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解…

完読No.10 深水 黎一郎 著 創元推理文庫

裏表紙 昆虫好きの、おとなしい少年による殺人。その少年は、なぜか動機だけは黙して語らない。家裁調査官の森本が接見から得たのは「生きていたから殺した」という謎の言葉だった。無差別殺人の告白なのか、それとも――。少年の回想と森本の調査に秘められた…

完読No.9 キララ、探偵す。 竹本 健治 著 文春文庫

裏表紙 アイドル好きのオタク大学生・乙島侑平は研究者の従兄から、美少女メイドロボット・キララのモニターを頼まれる。 普段はどじっ娘メイドのキララだが、スイッチが入れば女王様キャラに大変身し頭脳も明晰に。 そんなキララが侑平の周辺で起る難事件を…